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【実況中継】信用情報機関(CIC)(大阪)の窓口で信用情報の開示請求をしてみた!  (更新日:2017.05.25)

信用情報開示の実況中継
 
相談者様から自分の信用情報はどのようにしたら取得できるのかというお問い合わせをいただくことがあります。そのときは、信用情報機関のホームページに案内がでていますので、そちらを参考にしてみて下さいとご案内しております。
 
実は指定信用情報機関の株式会社シー・アイ・シー(CIC)の近畿開示相談室は、あさひ司法書士事務所から徒歩8分程度の場所にございます。
 
そこで、私も開示手続きを実体験し、皆様にご紹介できればと思い立ち、大阪の梅田にある近畿開示相談室に行ってみることにしました。
 
以下は、そのレポートです。
 
 


 
 
月×日の午後3時、CIC(大阪)を訪問
 
CICの近畿開示相談室は、毎日インテシオ(大阪市北区梅田3-4-5)の5階にあります。
 
【窓口受付時間】
月曜日~金曜日(土・日・祝日・年末年始を除く)
10:00~12:00
13:00~16:00
 
【アクセス】
JR「大阪駅」より徒歩8分
地下鉄四つ橋線「西梅田駅」より徒歩8分
 
 
毎日インテシオのエレベーターで5階まで上がりました。

エレベーターを降りると廊下があり、左右を見渡すと、廊下の右奥の扉にCICの青い看板と開示相談コーナーの案内版があり、お気軽にお立ち寄りくださいと書いてありました。
 
おそるおそる扉を開けると、受付カウンターが見えました。
 
受付の場所は、銀行窓口の待合にあるような椅子と、タッチパネル式の機械が数台置かれていました。
 
部屋の中には、私ともう1人のお客さんと受付担当のあわせて3人しかいませんでした。
 
 
受付窓口で説明を聞く
 
受付の担当者に用件を尋ねられましたので、「信用情報の開示希望です」と伝えました。すると、タッチパネル式の機械があるので、それで申込み手続きをしてから、手数料を券売機で支払い、受付窓口まで受付番号表と手数料券を持ってくるようにと言われました。
 
CICでは、開示申込書は紙に記入して提出するのではなく、タッチ画面で必要事項を入力する方法が採用されていました。
 
 
タッチ画面に必要事項を入力
 
タッチパネル式の機械の前にいき、画面の指示にしたがって自分の名前(カタカナ)、生年月日、電話番号、郵便番号、免許証番号を入力していきました。しかし、住所の入力は不要でした。
 
データ入力が完了すると受付け番号表が発券されました。
 
 
(注意事項)
①氏名、②生年月日、③電話番号又は運転免許証番号 の3項目が一致した場合のみ信用情報を開示するとのことで、画面上で電話番号を複数入力できるようになっていました。
 
この点、CICのパンフレットには、『開示の際は氏名・生年月日のほか、お客様がクレジット会社などにお届けされている電話番号から信用情報を調べるとあり、電話番号が一致しない情報は開示対象とならないので、クレジットなどのお申し込み時にご使用になった電話番号をお調べのうえ窓口へお越しください。』と案内されていました。
 
もしクレジットなどのお申し込み時に届け出た電話番号が、現在使用中の電話番号と違っている場合には、前の電話番号を調べておく必要があります
 
 
【過去の電話番号がわからない場合の調べ方】
 
これはなかなかやっかいな問題で、これだという有効な方法を明示しがたいところではありますが、以下参考までに紹介します。但し、結局教えてもらえないなど、功を奏しないことも十分考えられますので、ご了承ください。
 
・過去の契約書や申込書が手元に残っていないか探してみる。
 
・過去の電話番号を知っていそうな親族・友人・知人に聞いてみる。
 
・過去に利用していた電話会社に聞いてみる。
 
・住所の履歴がわかれば情報開示をしてもらえる全国銀行協会(全銀協)や日本信用情報機構(JICC)で登録情報を開示してもらうと、そこに過去の電話番号が記載されていることがあります。
 
・当時契約したことのある名前を覚えている貸金業者が一部でもあれば、その会社に契約書の控えの開示をお願いをして、そこに当時の電話番号が記載されていないか確認してみる。あるいは、その業者に当時の自分の電話番号の記録が残っていないかを確認してみる。
 
など・・・。
 
 
券売機で手数料の支払
 
データ入力が終了すると、すぐ近くに手数料を支払うための券売機がありますので、私の場合は券売機に現金500円を投入すると、手数料券が発券されました。その発券された手数料券と受付番号表をもって窓口に提出しました。
 
手数料は、本人や法定代理人が窓口で情報開示請求をする場合には、500円ですみますが、郵送による情報開示請求の場合には1,000円が必要となります。
 
 
 
待合スペースで待つ
 
受付窓口で受付番号表と手数料券と運転免許証を提出すると、呼ばれるまで待合スペースにある椅子にかけてお待ち下さいと言われました。
 
どのくらい時間がかかるのかなと思い椅子に腰掛けたら、すぐに呼ばれました。あまりに早かったので少しびっくりしました。別のお客さんも同じようにびっくりされていました。
 
 
信用情報開示報告書の受領
 
受付窓口にいきますと、信用情報開示報告書を渡されました。また、その開示報告書の見方についてわかりやすく解説した解説書も一緒にもらうことができます。
 
 
 
(まとめ)
私の場合は、受付端末の入力開始から最後に信用情報開示報告書をもらうまでにかかった時間は、約10分ほどでした。運転免許証を持参すれば、その場ですぐに自分の信用情報開示報告書をもらうことができ、手続きも非常に簡単でした。
 
信用情報の開示を希望されている方は、ご本人が直接窓口に行って開示手続きをするのが一番簡単で楽な方法ではないかと思います。
 
なお、その他にも郵送による開示請求や、任意代理人による開示請求などもありますが、信用情報開示報告書の取得までに時間がかかりますし、準備する書類等も増えてしまい手間です。また手数料も本人が窓口で開示請求するより高くなってしまいます。
 
※なお、運転免許証以外の本人確認書類でも手続はできますので、詳細は株式会社シー・アイ・シー(CIC)に問い合わせしてみて下さい。
 
 


 
 
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