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株式会社ギルドから裁判されてしまった皆様への注意喚起|あさひ司法書士事務所  (更新日:2020.07.08)

本日も株式会社ギルドとの裁判で依頼者の代理人として大阪簡易裁判所に出廷してまいりました。

 

新型コロナウィルスの影響で休止していた裁判も徐々に再開され、ギルドの裁判が多数行われていました。

 

ところで、私の担当する裁判の合間に、他のギルドの裁判を傍聴してみましたが、ギルドの支配人は原告として出廷しているが、債務者である被告はほとんど出廷されていませんでした。

 

おそらく、その多くは消滅時効が完成している事件ではないかと思われましたが、債務者である被告は出廷も書面も出さず欠席し、結審して判決という流れとなっておりました。

 

あさひ司法書士事務所では、株式会社ギルドからの督促の手紙が届いたり、裁判所から訴状が届いたりした債務者の方からの相談を数多くいただき、多くの場合で消滅時効を主張して解決させてきてきました。

 

しかし、裁判を放置して判決が確定してしまった場合には、消滅時効を主張して返済義務を免れることは非常に難しくなります。

 

判決確定後に、給与の差押えや銀行口座を差押えられて、慌てて相談に来られる方もいらっしゃいますが、もっと早く相談してくれていればよかったのにと思うこともしばしばです。

 

今まで無視し続けていても大丈夫だったから、たとえ裁判を起こされても無視し続けていれば大丈夫ではないかというような甘い考え方は絶対にやめましょう。

 

あなたの銀行口座や勤務先の給与などが差押えられたりすれば、今の平穏な生活にも支障を生じかねません。

 

また多額の返済資金の準備に迫られたり、返済の目途が立たう自己破産を考えたりしなければならなくなる場合もありえます。

 

ギルドから手紙が届いたり、裁判所から書類が届いたりした場合は、手遅れになる前に一刻も早く弁護士や司法書士に相談しましょう。

 

ところで、ギルドの裁判で、出廷されている債務者も時々見かけます。

 

そんなとき、裁判官から弁護士や司法書士への相談を促されているケースをたまに見かけます。

 

多くの債務者が法律の素人で消滅時効の知識がないままに裁判でそれを主張する機会を失い、債務者にとって酷な結果になるのを見かねた裁判官のぎりぎりの配慮だと思います。

 

裁判官は中立的な立場上、債務者に有利な法律上の助言ができないので。

 

もし、裁判所でそのような弁護士や司法書士に相談することを案内されたときは、素直に助言を聞き入れて、できるだけ早めに弁護士や司法書士に相談するのがよいと思います。

 

 

あさひ司法書士事務所

司法書士久保正道

 

 


 

 

あさひ司法書士事務所では、過払い金請求・消滅時効の援用・任意整理・自己破産・個人再生を含む債務整理業務に特化して12年以上のキャリアをもつ司法書士久保正道が受付から面談・交渉、業務終了まで直接皆様の担当をさせて頂きます。

 

相談をお受けした司法書士が、実際の交渉も自ら行いますので、安心してお任せ頂けたらと思います。

あさひ司法書士事務所は相談無料ですので、まずは遠慮なく相談を!

 

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