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合同会社OCCから委託を受けたというオリンポス債権回収株式会社から手紙が届いたら|消滅時効の援用について  (更新日:2020.04.28)

合同会社OCCとは?

 

聞きなれない会社ですが、その会社から委託を受けたという債権回収会社から手紙が届いた方はいらっしゃいませんか。

 

合同会社OCCは、東京都千代田区霞ヶ関にある会社です。

 

おそらく、合同会社OCCから直接お金を借りたことがあるという方はいらっしゃらないと思いますので、聞き覚えの無い会社名のため、架空請求か何かではないかと思ってしまう方もいらっしゃるかもしれません。

 

この合同会社OCCは、あさひ司法書士事務所での相談の中でもときどき登場する会社ではあります。

 

どんな相談の中で登場するかというと・・・

 

昔に株式会社アプラスから借入経験があり、返済を長期にわたってしていないという場合に、合同会社OCCが株式会社アプラスから債権を譲り受けたということで登場します。

 

株式会社アプラスは、金銭の貸付けやショッピング取引もしている会社ですので、アプラスという名前であれば心当たりがあるという方も多いかもしれません。

 

あさひ司法書士事務所で取り扱ったケースでは、この合同会社OCCから委託を受けたオリンポス債権回収株式会社から「債権譲渡通知書」を送られてきたという相談でした。

 

その通知書には、「今後譲渡債権に関する関するご返済、及びお問合せは、受託会社のオリンポス債権回収株式会社の連絡先担当者までご連絡を下さい」と記載されておりました。

 

 

でも、慌てて、すぐに相手先に連絡を入れてしまうのは非常に危険です。

 

 

なぜなら、消滅時効の援用で借金を支払わずにすむ可能性があったにもかかわらず、相手方にうまく誘導されて、返済の約束や一部入金などをさせられてしまい、後から消滅時効に気が付いても消滅時効を援用して解決することが難しくなってしまう危険性があるからです。

 

まずは、最後に返済されてから5年以上経過していないか、もしその可能性がわずかでもあるようでしたら、借金の消滅時効の可能性を考えて、弁護士や司法書士に相談されることをお勧めします。

 

当然ですが、債務者が債権者側の債権回収株式会社に相談の連絡を入れたとしても、その会社が債務者の為に消滅時効の可能性を説明してくれることは到底期待できません。

 

万一手紙等が届いた場合に、くれぐれも相談すべき相手を間違わないようにしましょう。

 

 

あさひ司法書士事務所

司法書士久保正道
 

 


 

 

あさひ司法書士事務所では、過払い金請求・消滅時効の援用・任意整理・自己破産・個人再生を含む債務整理業務に特化して12年以上のキャリアをもつ司法書士久保正道が受付から面談・交渉、業務終了まで直接皆様の担当をさせて頂きます。

 

相談をお受けした司法書士が、実際の交渉も自ら行いますので、安心してお任せ頂けたらと思います。

あさひ司法書士事務所は相談無料ですので、まずは遠慮なく相談を!

 

相談希望の皆様はこちらをクリックして気軽にお問合せ(メール・電話)ください。

 

 

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