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【注意】日本司法支援センター(法テラス)を利用して任意整理した場合に、依頼者から返済代行の料金を直接受取ることは認められていないようです。  (更新日:2019.11.29)

あさひ司法書士事務所では、収入が少なく生活に困窮されている方から借金問題についてしばしば相談を頂きますが、そのような方々には日本司法支援センター(法テラス)の適用条件を満たしそうであれば、ご相談者様のご希望をお伺いして、法テラスを利用して任意整理などをさせて頂いております。

 

ところで、あさひ司法書士事務所では、今まで任意整理で和解した後に料金を頂いて債権者への返済代行サービスを行ったことはありませんが、法テラスを利用して任意整理をする場合には、返済代行サービスについて、どのような取り扱いがなされているのか気になったので、最近日本司法支援センター大阪(法テラス大阪)にお聞きしましたのでご紹介させて頂きます。

※なお、あさひ司法書士事務所では、あえて返済代行サービスの提供をしていないのですが、その理由については、こちらをご参照下さい。

 

 

(結論)

法テラスの契約により任意整理を行った事務所が、依頼者から返済代行サービスの料金を受取ることは、望ましくないとのことでした。

 

 

(根拠)

法テラスの代理援助契約書には、以下のような条項があります。

 

『乙は、援助事件の処理に関し、・・・、甲から、名目の如何を問わず、金銭その他の利益を受けてはならない。ただし、特別の事情があり、乙が丙の承認を得た場合はこの限りではない。』

 

※甲とは被援助者のことで依頼者をさし、乙とは受任者のことで弁護士や司法書士をさし、丙とは日本司法支援センターのことをさします。

 

すなわち、受任者は、援助事件の処理に関して、法テラスから直接支払われる報酬・実費以外に、依頼者から別途金銭を受け取ることは原則的にできないということです。

 

 

もし法テラスを利用して任意整理をして、和解後も返済代行サービスの料金を依頼した事務所に毎月支払い続けているという方で、その取り扱いに疑問を感じるようでしたら、法テラスに相談されてみられたらと思います。

 

 

あさひ司法書士事務所

司法書士久保正道

 

 

 

 

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