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株式会社ギルドの裁判を無視すると、その後どうなるのか?給与差押え・銀行口座の差押えも・・  (更新日:2019.09.17)

あさひ司法書士事務所では、全国から株式会社ギルドについての相談電話を頂きます。

 

相談者様といっても、様々な状況の方々がいらっしゃいます。

 

例えば・・・

 

①相手から何の音沙汰も無いが気になって相談する人

 

②ギルドからの督促状が郵便で自宅に届いてから、はじめて相談する人

 

③自宅にまで取り立ての訪問者が実際にやってきてから、はじめて相談する人

 

④裁判所から訴状と呼出状が届いてから、はじめて相談する人

 

⑤裁判所から支払を命ずる判決が届いてから、はじめて相談する人

 

⑥銀行口座や給与の差し押さえを受けてから、はじめて相談する人

 

 

株式会社ギルドについては、滞納期間が5年以上の長期に及んでいることが多く、早い段階で相談を頂くと、消滅時効の援用手続きをとることで無事解決できることがよくあります。

 

逆に言うと、段階が進めば進むほど、解決が難しくなっていくことがあります。というのも、株式会社ギルドと接触してしまう機会(手紙・電話・対面など)が増し、その際に株式会社ギルドにうまく誘導されて消滅時効の援用による解決を困難にさせられてしまったりする危険があります。また、裁判手続きが判決確定で終了してしまうと、法律上も消滅時効を援用するチャンスを失ってしまうことにもなります。

 

ところで、あさひ司法書士事務所では、株式会社ギルドについての相談が多く、裁判を既に起こされてしまっている場合には、ご依頼を頂いて大阪簡易裁判所に出廷させて頂くこともしばしばあります。

 

裁判所では、自分が被告代理人を努める裁判が始まるまでの待ち時間に、他の株式会社ギルドの裁判を傍聴することもしばしばあります。

 

そこで、いつも衝撃的場面に出くわします。

 

株式会社ギルドから起こされた裁判に対して欠席されている債務者の方があまりにも多い!多すぎる!

 

もし、訴えられた被告(債務者)が裁判所に何らの反論書面も出さず、出廷もしなければ、早ければその日のうちに判決が言渡されることもあります。

 

 

では、その判決が確定してまうと、その後に何が起きるか?

 

過去の相談者様からお聞きした情報にれば、勤務先の給与口座の差押さえや、銀行口座の差押さえがされることがあるようです。

 

相談者様の中には、株式会社ギルドは自分の現在の勤務先を知らないし、銀行口座も知らないはずだから大丈夫ではないかと思っておられる方もいらっしゃいます。

 

本当に大丈夫といえるのでしょうか?答えはノーです。

 

株式会社ギルドが、何らかの方法(実際そこまでするかどうかは別として探偵を雇ったり、近所に聞き込みするなど)で勤務先を調査する可能性もありえますので安心はできません。

 

また、多くの方は利便性を考えて自宅近くの金融機関に口座を開設されていることが多いと思いますが、それを見越して自宅近くの金融機関の口座に狙いをつけて手当たり次第に差押さえをしてくることも十分考えられます。

 

差押さえされてしまってからコトの重大性に気がついて、何とか差押さえを止めさせてくれないかと懇願される人もいらっしゃいます。

 

給与が差し押さえれれば、勤務先に裁判所から差押命令が届きますので勤務先に知られますし、給与の一部が債権者への返済に充てられてしまうことにもなります。

 

もし給与が振り込まれたタイミングで銀行口座が差し押さえられれば、給与が引き出せなくなるという事態も考えられます。

 

『こんな古い借金は既に消滅時効のはずだ、差押さえは不当だ』と主張される相談者様もいますが、残念ながら判決が確定し裁判手続きが終了してしまってからでは、消滅時効を主張して、差押さえを止めさせることも困難と言わざるを得ません。

 

基本的に一括で返済するか、あるいは返済が困難であれば自己破産手続きや個人再生手続きを検討せざるをえなくなります。

 

消滅時効の援用で解決できていれば借金もなくなり、債務者には通常デメリットは基本的にありませんが、自己破産手続きや個人再生手続きということになれば、事実上・法律上のデメリットがありますし、解決までに相当な時間と労力を要することにもなってしまいます。(なお、各種手続きについて詳しくお聞きになりたい方はご説明させて頂きますので、遠慮なくお尋ね下さい。)

 

繰り返しになりますが、株式会社ギルドについて、放置せずに、できる限り早い段階で専門家に相談したうえで、迅速かつ適切な対応をとることを強くおすすめします。

 

あさひ司法書士事務所

司法書士久保正道

 

 


 

 

あさひ司法書士事務所では、過払い金請求、任意整理、自己破産、個人再生、消滅時効の援用など債務整理業務に特化して10年以上のキャリアをもつ司法書士久保正道が、受付から面談・書類作成・交渉など業務全般を全て担当し、業務完了まで責任をもって対応させて頂いております。

 

あさひ司法書士事務所は、相談無料ですので、ご相談をご希望の方は、こちらをクリックして気軽にお問い合わせ(電話・メール)ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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