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依頼するなら地元の事務所をお奨めする理由|過払い金請求・債務整理  (更新日:2016.10.04)

任意整理など債務整理・過払い金請求の遠方からの相談者様へ
 
債務整理(任意整理・自己破産・個人再生)や過払い金請求について電話で相談をお聞きすることがあります。
せっかく当事務所にお電話をして下さった相談者様なので、少しでもお役に立てるような話をしてさしあげたいし、相談者様が知識不足で不利益を受けないで欲しいという思いがあるから、できる限り相談にお応えしております。
 
ありがたいことに相談者様からは、話をしているうちに司法書士の私のことをとても気に入って下さり、是非依頼をしたいとの申し出をよく頂くのですが、何と青森県在住の方であったり、沖縄県在住の方だったりすることがあります。大阪の事務所への来所は難しいので何とか郵送で依頼はできないかと相談者様から懇願されることもあります。

債務整理(任意整理・自己破産・個人再生)や過払い金請求のご依頼をお受けするには司法書士である私が、直接面談を実施して相談をお聞きするようにしておりますので来所の困難な遠方の方には、自宅近くの弁護士事務所や司法書士事務所を探されることをご案内しております(もちろん、遠方でも必要に応じて事務所に来所が可能という方であればよいのですが・・)。
 
私の気持ちとしては、お困りの様子なので何とか相談者様を手助けして差し上げたいと思うのですが、「本当にすいません」とお伝えしてお断りさせて頂いております。
 
なぜなら、現在日本司法書士会連合会や日本弁護士連合会は、債務整理の依頼を受けるにあたっては原則的に依頼者と面談を行うようにとのルールを出しており私もその方針を遵守しております。また現実問題として事務所に来所できないような遠方の相談者様の場合、依頼時の本人確認の点で不安が残りますし、受任後においても当方が直接依頼者様に会って直接話をしたいと思う場合や、逆に依頼者様が直接会って相談をしたいと思うことがでてきたときに支障が出るのではないかと思われるからです。
 
特に、自己破産・個人再生のような手続きの場合には、様々な書類の収集が必要となりますし、遠方の事務所との間で郵送のみで全てやりとりするのは、とても難しいことだと思います。
 
実際、近畿圏にお住まいの相談者様から、面談は自宅近くで開催された公民館などでの相談会でしてもらい、債務整理の契約はしたものの、結局その後の連絡や書類のやりとりは遠方の事務所との間でしなければならなくなってしまい、やり取りが大変面倒になってきたため、やはり来所も可能な地元の事務所で債務整理を依頼し直したいという相談がありました。
 
特に自己破産や個人再生の手続きについては、裁判所によって運用が異なる場合もありますので、そういった事情に通じた自宅に近い地元の事務所で手続きを依頼されるのがよいと思います。
 
そのため、様々な意見はあるかもしれませんが、私としては、債務整理(任意整理・自己破産・個人再生)や過払い金請求の依頼は、あまり遠方ではなく、依頼後も来所可能な事務所に依頼されるのが良いと思っています。
 
債務整理(任意整理・自己破産・個人再生)や過払い金請求の手続きの依頼を今後検討されておられる皆様は、参考にしてみて下さい。
 
余談ですが、最近なぜか北海道や九州地方といった遠方の方から、借金問題のことで電話やメールを頂きます。なぜなのか正直わかりません。とはいえ、どこにお住まいの方であっても、少しでもお役に立てればという思いから電話やメールで相談にお答えしています。報酬につながる訳ではありませんが、借金問題に長年取り組んできた司法書士として、少しでもお役に立てればという思いで頑張っております。
 
ただ、あまりにも遠方の場合には、司法書士との面談も必要ですので、最終的には地元の事務所様で相談されることをお勧めするようにしています。
 

 

あさひ司法書士事務所は主に近畿圏の皆様から過払い金請求任意整理など債務整理無料相談を受付しております。相談受付はこちらをクリックして下さい。
 

あさひ司法書士事務所
司法書士久保正道

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